地球化学に論文が掲載されました

日本地球化学会の学術誌「地球化学」の特集号「サンゴ骨格の地球化学」に論文を掲載されました。

造礁サンゴ骨格の属・種による安定同位体比組成の特徴

山崎 敦子, 河村 卓, 中谷 理愛, 角皆 潤, 佐野 有司, 渡邊 剛(2025)地球化学, 59巻, 4号, 163-175.

サンゴ年輪を用いた古環境解析は採取から分析まで多くの行程と時間をかけます。分析している間は、何年もかけて、そのサンゴの半生を聴き続けます。いろんな種類のサンゴを分析すると、骨格構造や成長速度、群体形などによって、サンゴの言葉(化学組成)の癖が変わるので、方言みたいだなと思っています。

この論文は、サンゴの方言の違いと、どうやったら分かるかなあ…でも結局わからない言葉もまだあるなあ…という内容です。個性的なサンゴたちの声がワラワラ聴こえてきて、まだまだわからないこと、やれることがいっぱいあるなと思いました。

研究室のこれまでのデータを掘り起こして、こんな機会がないと書けなかった内容なので、マニアックな内容ですが、楽しんでいただけると良いです。

本特集号には、CREESからは北海道大学の内山さんの総説も掲載されています。博士論文書きながら総説を出版できて素晴らしいと思います。

ぜひ特集号丸々お楽しみください。

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