名古屋大学 サンゴ礁地球環境学研究室

サンゴ礁をモデルに気候変動・物質循環・生態系の総合的な理解を目指す

サンゴは地球の歴史の中でリーフビルダーとしての繁栄と衰退を繰り返してきました。現在の海洋表層では主要な炭酸塩生産者として活躍し、私たちは美しいサンゴ礁を見ることができます。サンゴ礁は水圏・地圏・大気圏の境界に位置し、これまで様々な地球環境変動に直面しながらも、高い生物多様性を維持している不思議な海域です。サンゴ礁やそこに住む生き物たちは、地球環境のシステムや変化を私たちにあらゆる形で伝えてくれます。サンゴ礁地球環境学研究室では、造礁サンゴ骨格の成長線解析、地球化学分析、群集組成の変動から、顕生代を通じてサンゴがどのように生きてきたのかを、サンゴを育んだ生態系や海洋環境、気候変動とともに考え、サンゴ礁と地球環境、そして私たちヒトとの関わりを総合的に理解することを目指しています。

本研究室では一緒に研究を行う学部生、修士・博士課程の大学院生の方をお待ちしています。学部生の方は名古屋大学理学部地球惑星科学科、大学院生の方は名古屋大学大学院環境学研究科大気水圏科学系に進学してください。進学に関する相談はいつでも受け付けております。山崎までご連絡ください。

研究成果

これまでの研究成果の解説記事をまとめました。メディア等の取材も積極的に受け付けています。

プロジェクト

現在のプロジェクトに関する解説や進捗をまとめました(準備中)

セミナー

主催・参加しているセミナーやお知らせはこちら。一部は学部生や一般の方もご参加いただけます。また、小学生・中学生・高校生の方は喜界島サンゴ礁科学研究所 KIKAI Collegeを参照ください。

メディア

過去のメディアのアーカイブや動画をまとめました。研究成果のアウトリーチや、研究成果の社会実装に向けた活動に関する講演、記事などを紹介しています。

ご依頼は山崎までメールでお問い合わせください。

Articles & Books

号外海洋64号「サンゴ礁科学研究ー多分野異文化融合の拠点へー」が出版されました

サンゴ礁フィールド実習

2023年度より名大にてサンゴ礁フィールド実習を開講します。昨年までの実習の様子(九州大学海洋実習)はこちら。他大学からの参加も歓迎しています。



ACCESS

〒464-0813

名古屋市千種区不老町

名古屋大学環境共用館 319室

CONTACT

山崎 敦子

名古屋大学大学院環境学研究科
大気水圏科学系 物質循環学講座
生物地球化学グループ
サンゴ礁地球環境学研究室

yamazaki.atsuko.x5(at)f.mail.nagoya-u.ac.jp