喜界島演劇「ユラウ」東京公演のお知らせ

総合地球環境学研究所・FS研究「科学とアートの融合による環境変動にレジリエントな在来知の再評価と未来集合知への展開」では自然と共にある地域の在来知を、科学的な研究データと地域の人々の声を元に演劇に集約し、そこから地球環境変動の中で暮らしていく私たちの未来を考えるプロジェクトを実施しています。2021年より平田オリザ氏監修のもと研究者とアーティスト、地域の人々が共同する演劇制作が始動しました。今回の東京公演では、研究拠点となっている喜界島サンゴ礁科学研究所が主催となり、青年団所属の劇作家・宮崎玲奈氏と演出家・山下恵実氏が、喜界島の人と自然の研究データ、フィールドワークの結果をもとに制作した演劇作品「ユラウ」を上演します。『科学』と『演劇』を融合させ観劇者と研究者、様々なステークホルダーと共に未来に向けて対話する場を創造します。

※ユラウ:喜界島の言葉で「集まって一緒に語らう・あそぶ(歌舞する)」の意味です。

■公演日程

2022年12月20日(火)〜12月22日(木)

12月20日(火) 19:30

12月21日(水)14:00/19:30

12月22日(木)14:00

受付開始・開場は開演の30分前

上演時間:約70分(喜界島レクチャー15分+演劇『ユラウ』上演55分)

■会場

こまばアゴラ劇場

■チケット料金

一般 3,500円 

U25 3,000円

特典付き応援チケット 6,000円(「ユラウ」喜界島公演ver.のアーカイブ配信映像付き)

◎特典映像は12月23日(金)にご予約時に入力いただいたメールアドレスに視聴用URLをお送りいたします。

視聴期限は2023年2月28日(火)までです。

■チケット取扱い

一般・U25 :https://yurau-kikai35.peatix.com

特典付き応援チケット:https://yurau-kikai35tokuten.peatix.com

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『ユラウ』

ガジュマルの木の下で、何かを待っている人が一人。

行ってほしくない人、行ってしまう人、忘れる人、忘れたくない人。

待っている人は、今いる場所の話をはじめるが、それは今の話かどうか、定かではない。

こことは一体どこで、わたしたちはどこへ向かっていくのか。

■作・演出

作:宮崎玲奈

演出:山下恵実

■出演者

根本江理、南波圭、林ちゑ、伊藤拓(以上、青年団)

■解説(レクチャー)

渡邊 剛 (北海道大学大学院理学研究院)

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